GUM-A-MAMA web /商品詳細/機材

機材に妥協を許すことは製品に妥協を許す事に直結します。
革に直接触れるすべてのものには常にベストな選択が要求されるのです。

貴方のガムアママはこんな機材で製作されているのです

ガムアママに興味を持たれたり実際に所有されている方はきっと”製品の向こう側”が見える方なのでしょう。

そこで一部ですが実際にその向こう側をご覧にいれます。

一般的な機材はほとんどなくガムアママの製品にふさわしく特注されたり日々改良されたりしている道具ばかりです。

お手持ちのガムアママと道具を見比べながら我々が製品にこめたメッセージを読み取っていただける事が無上の喜びとなります。

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ガムアママのメインミシンはドイツアドラー社のタイプ69です。
使いこなすには少々の癖をつかむ事が必要ですが縫製技術にダイレクトに反応してくれる工作精度はまさにドイツ製です。
均等なピッチでヘヴィゲージな革を強力に締め上げます。
針はオルガン社のDP17Sを使用しています。
ナイフの様な切っ先の針で穴が目立たず縫い目が整い易いと云う特徴がありますが国内では極端に使用者が少なく入手しづらいのが難点です。

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正和工業所製のクリッカー裁断機です。
スウェーデン鋼の抜き刃型とこの機械にかかれば極厚のヌメ革もまるでビスケット生地のように裁断されます。
ガムアママ創業にあたりリンチシルバースミスから寄贈された貴重な戦力です。

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ニッピ製のヘリ漉き機です。革質を見極めた上で微細なセッティングを出すのに熟練を要します。
ドイツフォーチュナー製の回転刃は非常に切れ味鋭く使用に細心の注意を要する機材ですが繊細な仕事には欠かす事の出来ない機材です。

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通常コバの荒磨きにはフェルトやブラシのバフを使用致しますがガムアママではより表面平滑度を得るために試行錯誤の上ウォールナットという銃のグリップ等に使用されるほど繊維質の緊密な木製のバフを特別に製作しています。さらに仕上げには黒檀でハンドフィニッシュしてコバを最高の状態に磨き上げます。

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製靴の街神戸”長田”は抜き刃型の製作は日本一の激戦区です。その中でも随一の製作精度で有名な”ユニバース”の刃型は切れ味もさることながら刃のテフロン加工や脱着式のポンチ等アイデアをカタチにする技術も第一級のプロダクトです。そして仕上げの美しさは所有欲を満たす程です。

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ガムアママのプロダクトを示す焼き印はエッチングで彫り込まれた精密な造りです。数万回以上のスタンプに耐えうる丈夫さと熱伝導率の高さを求めて高品質な銅製をチョイスしています。



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